日々の記録

日記形式で文章を書く練習

凝伸する時間

最近疑問に思っていることがある。それは、年齢を重ねるごとに時間の流れが速くなるというものだ。私はこの通説は嘘ではないかと思っている。なぜかというと、私は一日をものすごく長く感じるからだ。昨日は一日中曇っていたせいもあって、特にそうだったのだが、私は昨日の一日を少なくとも二日間のように感じた。午前中は多めに寝ていたのにもかかわらず、である。

他にも時間感覚の変化が起きつつある。例えば昨日やったことは一週間前のように感じる。これが原因で私はここのところ鬱を繰り返していた。なにせ一ヶ月ほど継続して頑張っていると感じていても、実際は一週間も経っていないからだ。もちろん頭の中では理解しているのだが、感覚のほうはそうもいかない。この変な感覚は当初はおかしいと感じていたが、今では良いものなのかもしれないと思っている。そういうわけで私は他の人々とは違う時間を生きるようになっている。

きっと、時間をあっという間に感じるから長生きするのだろう。若い頃と同じ時間を過ごそうと思ったら、三倍くらい多い時間が必要なのだろう。縮められたのに薄まる時間。けれど、一体そんな生に何の価値がある?私がこのまま引き伸ばされた時間を過ごし続けるなら、そんなに長生きはしないだろう。

時間の長さは伸ばされ、密度は濃くなる、非物理的な時間。